2008年12月15日

池袋は毎日が水郷祭?

時折小雨が降りながらも、冬にしては穏やかな日だったライトハウスライブラリーです。

今日も点字・録音図書や雑誌の貸し出し作業や、点字カレンダーの発送、訪問のパソコンサポート、隔月で出している当館からの声のお便り「虹」の準備など、いつもどおりあわただしくしていました。

さて、少し前になりましたが、東京で5泊の研修を受けていました。

研修の会場は、あのサンシャイン60。
どのくらいの高さって、入口から10メートル離れて、サンシャイン60の一番上を見ようとすると、あごを精一杯出しただけでは足らず、少しのけぞらないといけないぐらい、と書けば伝わるでしょうか?

少なくとも、ライトハウスライブラリーがある島根県松江市には、そんな建物はありません。
そもそも、階数が2桁ある建物自体なんて、ほんのわずかなところですから。

高さもさることながら、その人通りの多さもすごい。

私が宿泊したのは、そのサンシャイン60から徒歩5分ちょっとのところにあるホテル。池袋で一番にぎやかなところですね。

その周囲は、色々なお店もあり、とてもにぎやかだったのですが、そのにぎやかさが半端ではありません。
田舎者の私は、人を避けなきゃと思って真っ直ぐ歩けません。

こちら風に言うと、

「松江市で毎年夏に開催されている水郷祭というお祭りの花火のときレベルの人ごみが毎日続いている」

っていうところです。

さて、ここで終わっては、ただの田舎ものの戯言です(苦笑)。

ビルの高さと人ごみを味わって感じたのは、ここまで違うと、発想の根本が違うだろうな、障害の捕らえ方も違うだろうな、ってことでした。

白杖を使い、見えない・見えにくいかたが歩く場合を考えても、人通りもそこまでなく、公共交通機関も発達してなく、電車(または汽車)を待つにも下手すれば半日、健常者の大半が自家用車を個人で持っている、なんていう山陰と都会では、「障害を負って困ること」の発想からはじまり、もろもろのことが、全く違うと思ったんです。

それに点字・録音図書はネットワーク化が進み、それなりのものを持っていれば、近くの点字図書館に頼らなくても、自力で図書を選び読むことができる昨今です。
物量とインフラという点では、かないません。
もちろんそれで便利になる利用者さんも多数おられるのですから、それはそれで歓迎です。

でも、だからこそ利用者さんの近くにいることから発想して、この地での障害とはなに? それを埋める情報提供や事業って?って考えてやっていかなきゃなと思ったのです。

事実色々考えていることもあります。
がんばって考えていることを形にしていきます。

少し形になったら、利用者の皆さん、またご意見くださいね。

あ、ちなみにその研修会は「盲ろう者向けパソコン指導者養成講習会」でした。

こちらで学んだものも、また日々に生かしていきますよ。


posted by ライトハウスライブラリー at 18:07| 日々のライトハウスライブラリー