2019年03月26日

3月11日

 3月11日。日本人にとって忘れられない日です。

 8年目を迎え、テレビや新聞などで特集を組んでいますが、そんな報道特集番組の中から心に残ったことを紹介します。
 この大震災で16千名近くの方が亡くなり、行方不明者や関連死者を含めると2万名以上の方が亡くなっています。その数だけ悲劇があり、その数倍もの方に人に言えない苦しみがあったことと思います。
 そんな中で津波に襲われながらも奇跡的に命を救われた方が実に不思議な体験をされています。

 大地震のあったその夜のこと。救出されたタンカや救急ベッドの中から空を見上げると満天の星が輝いていたのが目に入ったそうです。それはそれは今までに見たこともなかった、まさに満天の星。
 それを見て自分は救われたんだ、命長らえることができたんだ、生きる力をもらった気がした。何人もの人が異口同音にそのことをインタビューに答えていました。
 家も家族も、財産もなくされ、悲嘆にくれ、休むことさえままならない毎日であったけれども、辛くなった時、さみしくなった時、ふと見上げた空に輝く星を見て、生かされているんだと自分に言い聞かせることがやっとできるようになった、とも答えていました。
 またある人は、亡くなった家族があの時の満天の星の一つとなって自分を守ってくれたんだ、だから辛くなったら空を見上げて亡くなった人の星を見つけ、心の支えとして明日に向かうエネルギーをもらうんだ、と答えていました。

 私も幼いときにおじいさんやおばあさんに、人は死ぬと星になると言われたことがあります。その時は何も知らずに信じていたけれど、大人になるにつれ天文学や物理学の知識が入ると、次第に覚めた目で星をみるようになっていました。
 私にとっては何気なく見ていた星ではありますが、求める心に不思議な波長とでも言うんでしょうか、シンクロすると自然界は人間に非常に大きいエネルギーや癒しの力、背中を押してくれる勇気を与えてくれるものなのだと、この番組を見終わって感じた次第です。
 被災地の方々の一日も早い復興を祈っています。
posted by ライトハウスライブラリー at 16:52| 日々のライトハウスライブラリー