2018年10月22日

久しぶりに

当法人では職員海外研修制度があり、それに参加して来ました。
渡航先は韓国。3泊4日の研修旅行でした。
個人的には久しぶりの韓国です。
韓国ではここ数年、国内外の情勢が目まぐるしく変化し、韓国民の生活や流行、流れてくるニュースの質などにも大きな変化があるのかなあと車窓やホテルのテレビをチャンネルをひたすら回しながら眺めてきました。
情勢の変化とは保守系から革新系への政権交代、核ミサイルを巡る軍事的緊張、中国とアメリカには挟まれた外交駆け引きなどです。

韓国では時の政権が前の政権の暗黒面をこれでもかと暴き立て、検察や裁判所も法理的な判断より国民的心情が裁判の判断基準になるような国です。
しかし私の目に映って見えたものは、ここ10年間、私が見てきた韓国の姿と大きな変化のない韓国でした。
もちろん4日間の旅行で何が判るのかということはあるものの、バスガイドの案内や街角ですれ違う韓国の人の眼の輝き、客寄せの男どもの声。なにかしら落ち着いた雰囲気を醸し出し、他の人よりも少しでも儲けようとするエネルギッシュなところが薄まり、何となく物足りないなあと感じました。

でも、それで良いのかもしれない。
私が期待しているのは「朝の国」と呼ばれ「アジアの登り竜」と言われたノスタルジックな一昔前の韓国かもしれない。
国民の力で保守系政府を倒し、自らの声で世界に自己主張をし、それが不安定な地理学、地政学の位置関係にある韓国の生き残るための知恵と自信となり、それが今の韓国の落ち着いた雰囲気になったのならば。

ガイドさんがキムチの由来を説明している中で、唐辛子は日本から伝わってきて、それが韓国のキムチ文化に多きな影響を及ぼしてきた、と説明してくれて、今までのガイドがキムチも唐辛子も何でも日本に伝えたのは韓国だとステレオタイプで言っていたことを180度変えてくれたのを、私は真実を真実として口に出せる国になりつつあるなあと感じました。
 
posted by ライトハウスライブラリー at 16:22| 日々のライトハウスライブラリー