2017年07月26日

ちょっこし伊勢まで行ってきました。


 先日、初めての伊勢参りに行ってきました。
 以前から一度は行ってみたいところの一つで気にはなっていたのですが、NHKのブラタモリで紹介されるや、何としても行ってみなくてはと思い立って行ってみました。
 昼過ぎに内宮入口の宇治橋のたもとに到着し、鳥居をくぐり抜け、五十鈴川で清めて内宮に進んでいきました。
 鬱蒼とした木々の中から遷宮されて4年目の内宮がきらびやかに姿を見せました。20年ごとの遷宮が千三百年近く続けらて今日に続いているその伝統に驚かされはしますが、今現在も十数年後の遷宮に向けて植林から始まり、調度品や装飾品の一つ一つをどこかで優れた技能で粛々と作業が進められていると聞きました。4年前まで内宮の棟持ち柱に使われていた柱が今は宇治橋の前にあるふた抱えもある鳥居の柱に、その柱も十数年度には全国のどこかの神社の改築部材に使われると聞きました。内宮、外宮の全ての部材がそういうふうに活用されるそうです。まさにリサイクル、リユースが長年ここで繰り広げられています。
 伊勢神宮そのものが単に日本の伝統美とか連綿と続く宗教行事のレベルではなく、日本人が持っている生命の再生に目を向けた生命観。日本式に資源を再活用する合理性。これらが静かに、しかし確実に執り行われているということが感じ取られました。
 出雲大社もこの程、60年ぶりに遷宮を執り行われました。伊勢神宮と違って全面改築ではないですが、屋根をふき替えることによって出雲大社全体が再生されたことが実感できます。
 外国では建造物が千年単位の歴史の中で再生、(復元はあっても)復活を繰り返し、実生活に息づいているものは皆無だと思います。そうした意味でこの度の伊勢神宮訪問は、滞在時間こそ短かかったですが、日本人として誇らしい気分に浸ったひと時でした。
posted by ライトハウスライブラリー at 13:39| 日々のライトハウスライブラリー